つぶやき

福井県の旅その3【ホテルサバイバルその1】「いいわ、ここまで来ちゃったんだから泊まらせてあげる」|合同会社コノチカラ

楽しかった福井県の講師の旅も今週日曜日で終わり、安堵、寂しさ、複雑な心境です。

普通は講師で出張してもこんな心持ちになることはなかった。

今回は特別。

 

その原因は、現地滞在先での二度にわたるサバイバル経験笑

 

今となっては楽しかったなあ。

 

晒すことが本意ではないので具体的な名前は書きませんが、敦賀駅から徒歩10分程度歩いた場所にあるビジネスホテル。

そこが今回の宿泊先でした。

 

敦賀駅に到着したのが午後10時45分ぐらいでしょうか。

10時半過ぎに到着予定の電車が途中猪と衝突してしまい、あと少しで敦賀駅というところで立ち往生してしまいまして。

車両に客は私一人。

急停止した際に、「異音を感知した」とのアナウンスはあったものの、その後はしばらく何もなく。

二両編成の二両目に一人で乗車していていた私は心細くなり、先頭車両へ。

客はおらず、運転席のドアは解放され、運転士さんは見当たりません。

これは敦賀駅のホームに到着したときの画像です。

猪と衝突したときは、運転席の左側の扉が開放されて無人になっていました。

 

どうしたのだろうと思っていたところ、運転士さんが戻ってきました。

「どうしたんですか?」

と聞いたところ、

「猪を轢いてしまって」

と、手を額に当てながら一仕事やり終えた感じで。

 

「こんなことあるんですね!」

と言うと、

「日常茶飯事ですよ笑」

と。

 

猪とぶつかるのが日常だなんてすごい!

 

連続講座の全日程が終了し、また、当日は6時間連続の講座だったりもして、最終日の敦賀では名物を食べるのだーと臨みましたが、敦賀駅到着が遅れたこともあり目星をつけていた魚料理のお店は閉まっていました。

敦賀駅周辺は真っ暗で、この先もお店はないんだろうなあと思ったので、駅前の唯一の灯り、ファミマへ。

ビールとハイボールとお寿司とポテトチップスと焼き鳥と。

お店が見つからなくてもとりあえず晩酌はできる万全の態勢です。

 

全国チェーンの居酒屋とか、ファミリーレストランは発見したのですが、ここまで来たのにそんなところに入ってもしょうがないのでスルー。

そして例の屋台ラーメンになるわけです。

外は寒いし、ラーメンは熱くないしで、滞在時間は10分居ないと思う。

 

ほどなくして本日の宿泊先を発見。

前回のサバイバル経験で成長したな、と実感しました。

これは、ヤバい!

嫌な予感がする!

 

ホテル入り口、エントランス、共に真っ暗。

でも間違いなくココです。

予約受付メールの内容もiPhoneで再確認しました。

開くのかな?!と思ったけれど入り口自動ドアは開きました。

 

射し込む街灯の薄明かりだけが頼りの受付に向かって

「すいませーーん」

と呼んでも誰も出ない。

「すいませーん」

「すいませーん」

「すいませーん」

出ない出ない、どうするどうする。

 

受付メールに電話番号があったなと思い出し、電話。

出ない。

切る。

出ない。

 

前回に引き続きこの時間から現地でホテル探しか、と思ったところ出た。

老婦人、かな。

声の雰囲気からすると。

 

「今日予約している●●ですけれども、玄関が真っ暗なのですが」

「名前は?」

「●●です」

「遅れるなら早めに連絡くれないとダメじゃない!」

 

声の雰囲気からして遅れた理由を伝えても通じない相手と察しまして。

「でも、ホテルって24時間営業ではないのですか?」

と言うと。

 

「うちはそんな商売してない!」、と。

 

なるほどそうか。

 

「ではどうしたらいいですか?」

 

「しょうがない、来ちゃったんだから泊まらせてあげるわよ」

と言いながらカードキーを差し出しました。

 

真っ暗な中、自分で部屋まで向かうらしいです。

なるほど。

 

これが真っ暗な状態。

iPhoneカメラでフラッシュを炊いてみました。

 

この廊下をiPhoneのライトを照らしながら自力で部屋を探し当てます。

なかなか出来ない経験にワクワク。

 

一悶着あり部屋に入ると。

 

 

 

 

 

ともあれ一見部屋はキレイなのでよかった。

前回とは違う。

 

一騒動あったけれど、前回とは違い、ちゃんとした鍵がかかる部屋というのは何よりの安心なのだと実感した。

当たり前すぎること。

こんな経験しないとわからないですね。

 

 

ですが、これだけで終わることがないのが福井のホテルサバイバル。

 

ウォシュレット機能は壊れています。

お風呂のお湯は出ません。

 

これでもビジネスホテルとして成り立っているのがすごい。

激安ホテルという訳でもなく、価格帯からするとビジネスホテルのアベレージでしょう。

チェーン系のホテルであれば朝食付きもあるぐらいかな。

 

もちろん一部の出来事なのだけど、「福井県行ってどうだった?」と聞かれたときにはこのホテルの経験を話したくなるのは仕方がない。

観光で売っている県なのにもったいないなあと思う。

評価サイトでもこのホテルは酷評されていましたね、後で見てみると。

 

前回に引き続く経験である意味この「旅」はなかなかの収穫だった。

今の日本ではお金を払っても真っ暗な廊下を自力で部屋を探す経験などさせてくれるまい。

 

まあ、よかったよかった。

 

次回は衝撃の前回を書きます。

この経験があったから、”またか”と思って頑張れた笑

 

合同会社コノチカラ代表社員阿部隆昭